原稿用紙五枚分。二千文字程度。書いた。 惰眠を貪り。カラマーゾフの兄弟と、聖書に縋り。イモリの泳ぐ様子を眺めたり。
気がついた時には、ワインの空瓶が三本。一本につき五百円であるからして、千五百円ということになる。得たものは、見せかけの快楽、その実、陰鬱。よのなかは、うまく作られているものだなと、世界というのは淋しくて仕方がないようにできている。
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