白昼の街に君と二人で居なかった事。熱に浮くような悪夢に塗られた夜々には必ず君と居れた事。不在と非在の隔別が、とうとう僕らを追放してしまった事。胃の軋みが唯一ひとつの、身分証明書となり得た事。 ジヒドロコデインリン酸に夢を見たとて現実は揺蕩う…
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