2021-08-07 なついあつ9 蟋蟀の鳴き声と共に七夕の街を闊歩している、やはり、少しだけ、淋しい。 きみの幽霊と見るつもりの花火も、今夏はどうやら見れないらしい。昨夏、一昨年や五年前の夏も又、目を閉じたままに過ぎてゆく。