2021-10-06から1日間の記事一覧

10/6

「欲しいもの思い付く才能が欲しい」と、大森靖子は歌った。 そうだよな、と思う他には何も書きようが無く、でも、書いておかずに忘れてしまうのは嫌だから。 手が悴んでいる。冬の気配。 「いつまでも、成長しないで、」フグの毒、テトロドトキシンと言うら…

孤独を覚えた人間は読書に耽ると言うけれど、絶望にも似た断絶的な孤独の前に於て、僕らはただ白痴の如く、しらじらの夜を歩き渡る他には、何も出来なくなってしまう。

10/5

柳田国男『妖怪談義』を読み始めた。 単語「君」に囚われている事をセカイ系、感傷マゾというジャンルに浸かりきっていると言えるか、どうか。 僕の感覚で言えば、僕自身の不在から来る、君への「僕の実存」の委託、に近くて。 つまりそれは、暴力でしかなく…