ドント・ライト・マイ・ファイア

面映いノ/イ/ズの響く粉末よ宙に消えゆく我が焼香

 

ドント・ライト・マイ・ファイア。キャメルの匂い、愛おしき君へ、短い小説をひとつ、書きました。長いのは、どうにも中途で没になってしまいますが、いつか仕上げてみせますから、もうすこしばかり見守っていて下さい。

 

代わり映えのない日々ですか、頭痛の絶えない日々ですか、そうして一年が過ぎ、二年が過ぎて、僕ばかりが取り残されている様で、もし貴方も取り残されている心地であるならば、そんな彩色豊かな淋しさが存するのであれば、もうすこしばかり生きてみようかと、そう、思えます